病気と元気

東洋医学では、人間の体の中には生命の働きを支配する気(エネルギー)が流れていると考えます。この気のめぐりが何かの原因で悪くなると、体全体のバランスが崩れてしまうことにより、体のあちらこちらに悪い影響が表れます。ですから、この気のめぐりに滞りのないことが元気で、滞りがあるバランスの崩れた状態が病気ということになります。


冷え性対策

自律神経には機能を促進させる交感神経と抑圧させる副交感神経という2種類が働いています。昼間活動しているときは、交感神経が優位に働き夜寝るときは副交感神経が優位に働くこととなっていますが、現代では生活のリズムが大幅にかわり自律神経のバランスが崩れ、冷え性の原因となることもあるのです。寒いときは、手足の血管を収縮させて熱を逃がさないようにしたり、暑いときは手足の血管を拡張して体温を下げる仕組みになっています。つまり、冬は主に交感神経が働き、夏は副交感神経が働くようになっています。しかし、生活リズムの変化、ライフスタイルの変化、そして心理的なストレスが重なると、うまく自律神経が働かなくなり、やはり冷え性の原因となってしまうのです。

まずは腰やお腹を冷やさないこと

冷え性の人は、大きめの下着をつけたり、腹巻をしたり、冷たい空気を体の中に入れないような対策をしてほしいのです。

そして体を温めるものを食べましょう。

体を温めて体調を整えたり、体力やスタミナを養うのに用いられる食べ物として
ネギ、ニラ、タマネギ、ショウガ、ゴマ、クルミ、チーズなどがあります。

 

そして血行を良くする食品に加えて、

汚血をとる、つまり血をきれいにする為の食事のケアとして
タマネギ、ハス、アブラ菜、セロリ、セリ、キクラゲ、クワイ、などがあります。

逆に血液を濁すものには、チョコレートなどの甘味、脂肪食、砂糖などがあります。

(汚血)・・・老廃物を処理する静脈がうっ血して汚い血液が滞ります。多くの場合冷えを感じます。そして、肩こり、頭痛、下腹の痛み、生理痛などの「痛み」が出てくることが特徴で、目の下のクマ、唇や歯ぐきの色が黒っぽいなどの症状も目安になります。


ツボを押して自然治癒力を高める。

抵抗力を高め、冷えからくる、肩こり、背中の痛み、お腹の痛み等の症状を改善する。

      冷え性特効のツボ

湧泉(ゆうせん) 足の裏、土踏まずの少し指先よりにある。
★親から受け継いだ生命力が涌き出るところ。
 
足の三里(さんり) ひざ下にできるくぼみから5〜6センチ以下で、むこうずねのすぐ外側にある。
★押すと足首の上部に心地好い響きが伝わる。胃腸の働きを活性化し食べたものをエネルギーに転換する。
 
公孫(こうそん) 親指のつけ根のふくらみの後ろ親指1本分あたりの押して痛い場所。
★消化器系、特に腸からくる冷えを改善。
 
然谷(ねんこく) 公孫から内くるぶしに向かって1〜2センチ上がったところ。
★湧泉の補助をするツボで、冷えのあるときは湧泉よりも反応が強く押すと土踏まずの方へ響く。湧泉を押しながら「然谷」「公孫」の2つのツボを手でおおうようにすると冷えにはかなり効果がある。
 
太谿(たいけい) 足のうちくるぶしの後で脈動部にある。
★賢の気が集まるところ然谷とともに膀胱炎にもよく使われる。押すと足底の方へ響く。
 
手の三里(さんり) 手の平を胸に当てるようにして、肘を曲げたときにできる横ジワの4〜5センチ親指のところにある。
★肩、首、頭にのぼった血液を手のほうへ引き下ろす。

        ツボの押し方のコツ

やたらに強く押すと身体の防御反応が起こるので、強く押さずに、柔らかく気を送りこむような感じで時間をかけて(1ヶ所30秒から1分位、場合によってはもっと長い時間かけて)押すと良い。決して強くグリグリ押さないことがポイント。

 お風呂で冷え性改善

半身浴のおすすめ

上半身の方が温度が高いので、首まで浸かってしまうと冷えていく段階で上半身に熱が残ってしまいます。ところが、下半身だけ温めておげば、冷えていく段階で下半身の方がポカポカと温かさを感じます。ぬるめのお湯は副交感神経を興奮させ体の芯まで温めるので血液循環をよくします。そして夜中に眠れないときは『足湯』を、おすすめします。              

      足湯の方法
バケツに少し熱めのお湯を入れ、膝より下位を浸します。
温度は我慢できる程度に熱くして10分〜20分、上半身が汗ばむ程度入ります。
しょうが湯・・・ しょうが1本をすりおろし、漉した汁を風呂に入れます。又はざく切りにして木綿袋につめて風呂に入れます。
 
にんにく湯・・・ にんにく小3〜4個をスライスかざく切りにして木綿袋につめ浴槽に入れ水から沸かします。
 
よもぎ湯・・・ よく干したみかんの皮100gを木綿袋につめ、沸かした風呂に入れます。
 
とうがらし湯・・・ とうがらし5〜6本を輪切りにし、干したみかんの皮を刻んだものを一掴みとともに木綿袋につめ浴槽に入れてから水から沸かします。★とうがらしは刺激が強いので、他のものと混ぜて少なめに使う。

 

高津鍼院 はり.灸.気功治療
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